カステラに挑戦!
去年の今頃の日記に、「福砂屋のカステラを食べた」という記述があり、丁寧に福砂屋のシールまで貼ってあった。(こうもりのやつ)
それを見たら、カステラのおいしさを思い出して、
いちど思い出したらもう、食べたくて食べたくて仕方なくなってしまった。
インターネットで検索すると、"All about"で、炊飯器で作れるカステラ というのを発見。
早速トライ。
我が家の炊飯器↓は韓国からの留学生からもらったもの(スペインと韓国は、コンセントが一緒だから便利!)。「Cuckoo」クックー?という名前がおちゃめ。
カステラを作るには、強力粉が必要みたいだが、スペインの普通のスーパーでは強力粉と薄力粉の区別をした小麦粉はあまり見かけない。「パン用の小麦粉」といって売っているものには、すでにふくらし粉が入っていたりするし…。だけど最近、友人がエルコルテイングレス(デパート)で「強力粉」を見つけて教えてくれた。↓
早速買って、今回はこれを利用。
このカステラ、混ぜて、炊飯器に入れて炊くだけだから楽チン♪
…と思ったのだけど、「ハンドミキサー」を持っていない私は、「混ぜる」ところで脱落しそうに…。
疲れて死にそうになって、あまりよく泡立っていないまま、えーいと焼いてしまった。
すると今度はなぜか、炊飯器が4~5分で「炊き上がりました~」とスイッチを切ってしまう。
ふたを開けて覗いてみると、もちろんまだ全然焼けていないので、
「まだじゃん、たのむよ~。かちっ(スイッチを入れる音)」
…と再度スイッチを入れるのだけど、クックーは、
「いえ、もう炊けてます。がちっ(スイッチが切れる音)」
…の一点張り。
仕方ないので、スイッチを洗濯ばさみで止めて無理やり炊く。
10分位で香ばしい焦げたニオイが…。
あわててスイッチを切って開けると、底が3ミリほど真っ黒になったカステラが出来ていた。
でも上は大丈夫。
香りは、当たり前だけど、カステラ。嬉しくて、気を失いそうになる。
1晩おいてシットリさせてから食べると、味も、まあまあ。カステラではないけれど、上品な甘さの蒸しパンみたいなかんじだった。
自己採点では、60点位の出来だったかな…。(合格ラインに到達せず。)
とりあえずクックーとカステラの相性が悪いことは良く分かったので、今度は普通に、オーブンで焼くレシピで作ってみよう…。