N響マドリッド公演
17日はNHK交響楽団がマドリッドに来たので、聴きにいった。
タクシーで「auditorio nacional de musicaまで」と言ったら、運転手に、「君何か楽器やるの?踊るの?」と聞かれた。
…なんで私が何かやらなきゃいけないのかね…。
開演すると、ステージの上に、日本人がギッシリ!
…N響だから、当たり前なんだけど。
お客さんも日本人来るかな~と思って見てみたけど、ほとんど見かけなかった。
ちなみに私、大学オーケストラとか入っていたけど、クラシックだけが特別好きなわけではないし、音楽のことほとんど分からない。
自分でチケット買って聴きに行ったのも人生初。
もちろんスペインでコンサート行くことも、初。
で、びっくりしたのが、スペイン人の観客。
指揮者が出てきてもおしゃべりがなかなか止まらない。
演奏中咳をする人が多い。(お年寄りが多いからね…。コンサートホールにはアメを用意すべきだと思う。)
楽章と楽章の間にもおしゃべりする。(興奮していたのか?)
そして…後半、演奏が終わった途端、アンコールを待たずに帰っちゃう人が結構いた…。
これは、演奏がダメだったという意味になるので、N響に肩入れしたい私としてはあせりまくり。
前半の、ソリスト(Vadim Repin)は上手くて、休憩前にソロでアンコールしたのに。
だけど、スペイン人て、映画でも最後の音楽(製作者や出演者の名前がでるところ)も聴かずにすぐ帰るし、サッカーでも試合の結果が分かった途端最後まで見届けずに帰ったりするから、意外とたいして意味なかったりして…という淡い期待もしてみたんだけど…。
まあ、こんなこともあるか。
アンコールの曲、良かったのにな~。