ある日、ぎゅうどんを作らなかった理由 | 海外食卓日記@スペイン

ある日、ぎゅうどんを作らなかった理由

ternera

便利なもの。それは牛薄切り肉のストック。

写真は、買ってきた肉を解凍したところ。1kgって結構ある!


スペインでは、牛や豚の薄切肉が売っていることは少ないのだけれど、主婦友達に教えてもらったとある市場で、時々買ってきている。 「しゃぶしゃぶ用」といって1kg単位で凍らせたものを売ってくれるので、一度買えばしばらく冷凍庫にお肉がストックされることになる。


薄切り肉を買ってきた日の夜、牛丼を作ってみようと思った。

そろそろ支度を始めようかな、と思っていたところに、職場から電話が。


だんな:「今日かなり遅くなりそう。夕飯先に食べてていいよ。」


え~。ま、よくあることだけど。


私:「そうなの?今日牛丼にしようと思ったんだけど。」どうだっ。早く帰りたくなるだろー。


だんな:「え…」

電話線のむこうで微妙な雰囲気が。あれ?


だんな:「…今日、お昼に牛丼食べちゃったんだよね。」


なにぃぃぃぃぃ~。


なんでスペインなのにお昼に牛丼を食べているんだ!?

 というところはおいといて、かなりやる気がそがれた。


急遽メニュー変更。

もはややる気がないので、解凍してあった牛肉を豆板醤で炒めて、レタスで包んで食べるだけとなった。

それもおいしかったけど。


それにしても…

だんなが喜ぶメニューを作ろうと思うと、昼に外で何を食べているかが気になってくるけど、そんなこといちいちチェックできるものでもない。

世の中の主婦のみなさんは、ご主人がお昼何を食べたかで夕食のメニュー変えたりしているのかな…?