海外食卓日記@スペイン -14ページ目

にんにくの香りつきコロッケ

スペインに来て初めてコロッケを作った。
こっちにもコロッケは存在するのだけど、日本にあるようなパン粉はない。
スーパーで、コロッケに使うらしい、にんにくとパセリ風味の「pan rallado=おろしたパン」というのを発見。
おろしているのか・・・どおりで細かい。
使い方は普通のパン粉といっしょ。
にんにく風味のコロッケ、普通においしかった。

新聞を買って、レシピ本ゲット

今スペインではEL PAISという新聞を買うと(1ユーロ)、1.5ユーロで小さなレシピ本が買えるというキャンペーンをやっている。

毎週木曜日と金曜日にそれぞれ違う本が買える。

世界各国のレシピをのせた本で、
1冊目は、イタリア
2、メキシコ
3、日本
…といった感じで22カ国のレシピ本のコレクションになっている。

EL PAISはこういったコレクションをよくやっていて、内容はさまざま。例えばアルモドバルの映画DVDコレクションだとか、サスペンス小説のコレクションだとか。DVDは2ユーロ位、本は1ユーロ位だったかな?

普段新聞なんか買わないけど、興味のあるコレクションがあると、思わず乗せられて買ってしまう私。
新聞は買えば頑張って読むし、スペイン語の勉強もできて一石二鳥?

てづくりぎょうざ 皮から作るのだ!

餃子大好き。
皮から作らないといけないので多少面倒だけど、餃子が食べたいあまり、いつも頑張って作る。
はじめのうちは皮を柔らかく作りすぎたり失敗が多かったけど、最近はなんとかまともなものが平均的に作れる。
皮を既製品みたいに薄くのばすのは、あきらめた。
もちもちの皮で作った餃子も、それなりにおいしいし、
何よりお腹一杯になるのだ。

最近自分のなかではやってる?製法は、
直径2.5センチ程にまるめた皮を、直径5.5センチ位に簡単にのばして、肉をのせたらしょうろんぽうか和菓子を作るみたいに皮をのばすようにして包むやり方。
もちろん、ひだは寄せない。水もつけなくても、指でぎゅっと押さえればくっつくから。
ちなみに、皮は放っておくとどんどん乾くので、1枚皮をのばしたら1個包むかんじで作っている。

じゃがいものトルティージャ

Tortilla de patatas(トルティージャ・デ・パタタス=ジャガイモのトルティージャ)

日本では、「スペイン風オムレツ」という名前で何かの料理本で見て作ったことがあるけど、その時は、本のとおりに作ったはずなのにあまりおいしくなかった。(本のせいにしているけど、多分私が失敗しただけ。)

ちなみに、通常トルティージャは、見た目はちょうどキッシュ位の厚みがある。

スペインに来てからは、トルティージャは外で食べる軽食の定番。トルティージャの中身は、ジャガイモ以外にもハムとかズッキーニとか、何を入れてもいいのだけれど、ジャガイモをこよなく愛する私としては、ジャガイモのトルティージャが一番おいしいと思っている。


材料の分量は、かなり大ざっぱだけど、テキトウでもおいしくできるはず。
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材料(フライパン1個分)
 ジャガイモ 約4個
 玉葱 約1/2個
 卵 約4個
 塩、コショウ 各適量
 オリーブオイル(サラダ油でもいいかも、でも私はまだやったことがない) 
野菜の分量は、切りながら目で見て、フライパンに入る量に調節すること。具だくさんで、分厚いのがおいしいので、フライパンの半分以上を埋めるぐらいが目安だろうか。勿論フライパンの大きさにもよるけど。
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おおざっぱな作り方
ジャガイモと玉葱を、塩コショウしてフライパンで柔らかくなるまで炒め、溶き卵をまぜて焼き上げる。

細かい作り方
1.野菜を切る。
  ジャガイモは5ミリほどの厚さのいちょう切り。
  玉葱は薄めのくし切り。
  切った野菜はボウルなどに一緒にいれて、塩コショウをする。
2.フライパンにオリーブ油をたっぷり入れて熱する。たっぷり入れるのがポイント。スペイン人のおばちゃんは、「えっ、これから揚げ物するの?」っていう位たっぷり入れていたけど、私は、大体フライパンの底から7ミリ位の深さぐらいまでにしている。
3.2のフライパンに、1の野菜を一気に入れて、蓋をし、焦げないように時々返しながら、ジャガイモが柔らかーくなるまで火を通す。
4.ジャガイモが柔らかくなったら、油を切って、ボウルなどに野菜を取り出す。ここで味を見て、塩が足りないようなら足す。
5.溶いた卵を4の野菜に混ぜる。
さて、この後いよいよ焼くのだが、ここからはあっという間。ひっくり返すときのために、平たい皿を近くに用意しておこう。
6.フライパンに適量の油(先ほどの残りを使うとよい)を熱し、5を入れて、卵が固まり始めるまで大きくかき混ぜる。
7.端のほうは焦げ付かないように、フライパンとの間に木べらを通し、形よくまとめる。この時に、裏がもう十分焼けているのを感じることができれば、いよいよひっくり返す準備へ。
8。表面はまだ卵がぐちゃぐちゃかもしれないが、裏さえちゃんと焼けていれば大丈夫。用意していた皿をフライパンの中のトルティージャにふせてのっけて、皿を片手で押さえ、もう片手でフライパンを持ち上げる。
9.いち、にのさん、でひっくり返し、トルティージャを皿に移す。
10.皿からトルティージャをフライパンにすべらせて戻し、もう片面を焼く。こちらもすぐに焼けるので焦がさないように気をつけて、できあがり!

とり肉、ブタ肉、うさぎ肉

スーパーの肉屋には、
ケースに、子牛やウサギや子ブタの毛のないのが、ばーんと並んでいる。

はっきりいってこわい
特に目が。。。

でも子ブタだけは、
目を閉じていて、
もともとあまり毛がないので
ちょっとかわいい。